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巻き肩・猫背の原因となる「前鋸筋」について解説!ピラティスで柔軟に使えるようになると、痛みのない体にもなれる!

  • 巻き肩・猫背が気になる
  • 首コリ・肩コリがつらい
  • 鎖骨の下あたりが詰まってる感じがある

そのような方は、「前鋸筋」という筋肉がうまく使えていない可能性があります

「前鋸筋」は聞きなれないかもしれませんが、痛みのない体をつくるための姿勢維持、正しい動作を行うために、とっても重要な筋肉です💡

この記事では、前鋸筋の役割、なぜ巻き肩・猫背をつくりやすいのかを解説します!

目次

前鋸筋とは?場所と役割について

前鋸筋は、この図のように肋骨から肩甲骨に繋がっていて、ノコギリのような形の深層筋肉です。

  • 肩甲骨を外側に引っ張る、上下に回旋させる
  • 肩甲骨を安定させて肋骨の上をスムーズに滑らせる
  • 胸郭を広げて呼吸を調整する

など、いろいろな役割を持つのが特徴です💡

日常生活では、掃除機をかけるときに腕を前に出したり、物を持ち上げたり、腕を天井に上げるときなどに、前鋸筋が使われています。

「前鋸筋」と「巻き肩・猫背」はどう関係している?

巻き肩・猫背に関わるのは、肩甲骨を外側に引っ張る(外転)という作用です。

前鋸筋の外転機能が低下していると、それを補うために、別の筋肉を使うことになってしまいます。

それが、鎖骨下にある「小胸筋」です。

この「小胸筋」は肩甲骨を外側に引く作用だけではなく、肩甲骨を前に傾ける作用も持っています

つまり、前鋸筋が機能せず、前についている小胸筋が過剰に働いてしまうと・・・

肩甲骨が前に傾き、巻き肩・猫背の姿勢になりやすくなるということです。

そうならないよう、前鋸筋がきちんと使える体になっておくことが大切になります!

ピラティスで前鋸筋を使えるようにする!

ピラティスでは、前鋸筋を活性化できるエクササイズがたくさんあります✨

家で何かできるものがあれば・・・という方は、こちらの「キャットアンドドッグ」がおすすめです!

ただ、前鋸筋をはじめ、深層の筋肉というのは、きちんと動いているかが分かりにくいかと思います;

パーソナルレッスンであれば、客観的に骨格や動きを細かくチェックしていますので、初心者の方も「前鋸筋を活性化させる」という感覚を掴みやすいです!

前鋸筋を使えるようになって、巻き肩・猫背を直し、姿勢の悪さからくる痛みも解消して、スッキリした肩周りを手に入れましょう

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