腹圧という言葉を聞いたことはありますか??
腹圧とは腹腔内圧の略で、インナーユニットといわれる横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群で腹腔を支えています。
腹圧は体を安定させたり、排尿・排便・咳などの呼気時にも作用しているものです。
腹圧が高ければ正しい姿勢をキープしやすくなります。
でも現代の人はパソコンを使う時間が長かったり、うつむく姿勢でスマホ見たりすることもあって、腹圧が落ちている人が多いのです。。
腹圧が弱まると、上の図のように、内臓が本来の位置よりも下にきてしまう「内臓下垂」を引き起こす可能性がある=ぽっこりお腹にもなりやすくなります。
また、正しい姿勢を保てなくなることで腰痛や肩コリ、ヘルニアや膝の痛みにつながりやすくなります。
なので、腹圧を高めるのはとっても大事なのです…!
ピラティスの呼吸で腹圧アップ
腹圧を高めるために効果的なのは深い呼吸。
ピラティスは肺を膨らますイメージで鼻から吸い、ゆっくり口から吐く胸式呼吸なので、しっかり呼吸ができれば腹圧を高めることができます。
代謝UPにもつながる!
インナーユニットが動くと血行も促進されて、代謝も上がってきます。
意識できた呼吸では腹筋を30~40%使うとも言われるので、それだけで痩せやすい体のベースづくりが完成するのです。
ストレス解消にも効果あり
そのほかに、深い呼吸は自律神経である交感神経に働きかけるので、頭や身体を活性化させる効果もあります。
スッキリしたいときや、なんだか気持ちがモヤモヤするときに、呼吸を意識するだけで気持ちも前向きになれるのです^^
深い呼吸をしていきましょう^^
さきほどお伝えした通り、現代の人は猫背気味になる姿勢が多いので、呼吸が浅くなりがちです;
ピラティスをしているときはもちろん、普段も呼吸が浅くなっていないかな??とぜひ気にしてみて、腹圧を高めていきましょう^^